2013年12月25日

どおでもいい雑学

昔から「盆と正月」という言い方があるように、お正月はお盆と並んで日本人にとってとても大切な行事なんです。
はるか昔から、どんなに貧しい家庭でも必ず正月だけはきちんとお祝いをしてきました。
でも、正月って一体何をお祝いする行事なのでしょうか!?新しい年を迎えることに対するお祝いなのでしょうか!?
実は、お正月というのは、本来「神様」をお迎えする日なんです。お正月にお迎えする神様は「歳神(年神/としがみ)様」であって、ここでの「歳(年)」とは稲の実りのことを指します。
つまり歳神様とは豊穣の神様なんです。今もそうですが、特に昔の人にとっては作物の出来は死活問題でしたから、自然と歳神様のお迎えの仕方も丁寧になります。
今私たちが経験しているお正月前後の風習や食べ物、飾り物などは、そんな歳神様を祭っていた名残なのです。

例えば・・・
○煤(すす)払い→→いわゆる年末の大掃除。歳神様をお迎えするための準備。
大晦日は本来歳神様をお迎えする日なので、大晦日前までに大掃除を終わらせておかなければならない。
○門松・しめ飾り→→歳神様が依りつくための憑依物
○大晦日→→一年の最後の日で、歳神様をお迎えするための行事が行われる日
○鏡餅→→歳神様へのお供え物。ちなみに、鏡開きには歳神様との一体感を得るという意味もある。
○おせち料理→→「歳神様をお迎えしている時に台所を騒がせてはいけない」という考えから、年末の内に用意する保存のきく料理。その内容はそれぞれ縁起を担いだもの。

などなど。もちろん初詣などは言うまでもないですよね。歳神様とは直接関係ない風習にしても、やはり
新年の幸福を願う意味があることには変わりありません。なお、昔は「数え年」というものがありました
が、これはお正月にみんな揃って1つずつ歳を取るという仕組みです。これは「歳神様が新しい魂を与えてくれる」という考えに基づくもので、このいただいた魂を数えたものが数え年。お正月の「おめでとう」という挨拶も、歳神様を迎えること、そして年をいただいたことを祝う喜びのことばなんです。

どおでもいい雑学


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Posted by スマイルホーム at 17:35 │スマイル日記